新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。平素より公益社団法人太田青年会議所の活動に対しまして、ご支援、ご協力を賜っておりますこと厚く御礼申し上げます。

太田青年会議所は１９６５年（昭和４０年）、「日本経済の進展とわが郷土繁栄のにない手」たらんことを目指して、修練、奉仕、友情を信条に掲げて設立された青年経済人による団体です。

平成という時代、２０１０年代が終わろうとしています。来る新時代、２０２０年代を超えた先に到来する２０３０年。太田はどのような都市になっているか。会社は、家族は、自分はどうなっているか。それは今を生きる一人ひとりの考えと行動次第です。大切な人の幸せを願い、自己成長を求め、青年会議所活動に打ち込む私たちメンバーは、「すべては未来のために」という考えをもって、未来の太田、未来の大切な人、未来の自分のために行動を起こすべきなのです。

そこで２０１９年度私どもは、単年度制という青年会議所の基本的な仕組みは保ちながらも、単にその年度さえ良ければいいのではない、という観点に立って常に未来を見据えて活動してまいります。

事業の基本計画としては、まずは、太田に行き交う人を増やす交流人口の拡大や、外国人在住者との共生を図ることで社会と経済を活性化させる「開かれた都市太田」の実現を目指します。また、子どもと若者に向けて何のために生きるのか核心を追求する教育を行うとともに、メンバーには自ら胸張ってＪＣ活動に邁進することで自己成長を証明する必要性を呼びかけてまいります。

そして、本年は太田青年会議所創立５５周年の節目です。歴史に感謝し、半世紀の大きな節目から５年間の歩みを検証し、次の節目である６０周年に向けてビジョンを示すことで、メンバー全員が未来へ駆け出す機運を高め、太田青年会議所、さらには太田を次のステージへと引き上げてまいる所存です。

２０１９年度１０９名の会員が一丸となり、未来に対する責任を自覚し、今を全力で生ききって、世のため人のため行動を起こしてまいります。
結びに、多くの市民の皆様、行政、企業、各種団体の皆様の変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。本年が皆様にとりまして素晴らしい一年になることをご祈念申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今を全力で生ききろう
世のため人のため行動を起こそう
すべては未来のために

２０１９年 元旦
公益社団法人太田青年会議所
第５５代理事長　深澤利弘