新年明けましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は、OBの皆様、行政、地域の方々をはじめといたします関係各位の皆様方には公益社団法人 太田青年会議所の運動に対しまして、多大なるご支援、ご協力を賜わりましたこと、心より御礼申し上げます。また公益社団法人 太田青年会議所メンバーのご家族、お仕事先での関係者の皆様方におかれましては、日頃、大変ご苦労をおかけしております。その中でも、私たちの活動にご理解、ご協力いただきまして、心より感謝申し上げます。本年度も変わらぬ、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

本年度、公益社団法人 太田青年会議所は創立60周年を迎えることとなりました。

これも60年の運動の中で諸先輩方に紡いでいただいた太田青年会議所に対する想いや、支えてくださる地域の方々のおかげでここまで来れたのだと思います。そのひとつひとつに感謝をすると共に、これから先の未来へ繋ぐ想いを年頭にあたりまして、改めて私から皆様に申し述べたいと思います。

近年、世界的大流行をもたらした新型コロナウィルスは終息を迎え、今まで制限されていたJC活動もようやく本来の姿を取り戻すことができます。しかし、すべてが以前と同じような姿ではなく、ITやデジタルの分野が急激な浸透を見せ、私たちの生活も大きく変わりました。目まぐるしく変化していく時代の中、地域社会の声に応じてきた太田青年会議所だからこそ、今までの概念にとらわれない新たな挑戦をしていくべきだと考えます。その中でも組織としての改革は必須であり、良いものは積極的に取り入れていく必要があります。「青年会議所」と名の通り、私たちは20歳から40歳までの多種多様な青年達が集い、熱い議論を交わし、活動することで社会貢献をしてきました。今ではweb会議を取り入れ、様々な情報の発信や共有もデジタル化を進めています。その様に効率化を図ることでメンバーの皆さんの大切な時間を守る事ができるからです。そして時間に余裕ができれば仕事や私生活が充実し、自然と活気や魅力ある組織になっていくのではないでしょうか。

また、創立60周年を迎えるにあたり、今一度原点に立ち返ることも大切です。青年会議所の根幹にある「明るい豊かな社会の実現」を目標として掲げてきた組織ですから、創立から今日に至るまでの歴史はなにものにも代え難いものです。この蓄積された知識や経験は今活動するメンバーの皆さんの助けに必ずなります。なぜなら諸先輩方も同じ道を辿り、私たちと同じ悩みや葛藤があったはずだからです。そこに答えはあります。もしかしたら、今の時代にそぐわないことがあるかもしれません。そんな時は自身でその答えを変えてみましょう。その変化に対応できた時、この太田青年会議所は70年、80年さらには100年と変化し続け、魅力ある組織として未来永劫続いていけるのだと思います。

60年の想いを紡ぎ、青年の力で積極的に新しいものへ挑戦していく、そんな一年間になるよう邁進してまいります。

多くの皆様のご支援、ご協力いただけます様、心よりお願い申し上げます。